Amazon ECSのマネジメントコンソールの新UIが提供開始されました!
コンサル部のtobachi(@toda_kk)です。
2020年末、年内最後のコンテナサービスのリリースということで、Amazon ECSのマネジメントコンソールの新UIが提供開始されました!
- AWSの発表
- toriの人のツイート
同じく2020年12月にはEKSのマネジメントコンソールが大幅アップデートされており、コンテナ周りのサービスがどんどん扱いやすくなっているのではないかと思います。
というわけで、早速試しに触ってみました。
マネジメントコンソールの新UI
全体的な印象
他のAWSサービスでも新UIが続々と提供され始めていますが、ぱっと見の印象として統一されていますね。
実行中のタスク数がわかりやすくなったかなと思います。ステータスがバーで表示されていて、かっこいいですね。
ただし、2021/1/7現在、新UIのタブには「サービス」「タスク」の表示のみとなっています。現行UIでは表示されている「EC2インスタンス」「スケジューリング」といった他のタブについては、まだ対応できていないようです。
- 現行UI
「デプロイ」によるサービスとタスクの実行
個人的な感想ではありますが、現状で一番大きく変更されたのは「デプロイ」という動作が追加されたことだと感じました。
新UIでは、サービスやタスクの実行は「デプロイ」という画面にまとめられています。1つの画面のなかで「アプリケーションタイプ」という形で、サービスもしくはタスクのどちらの形式で実行するのかを選択するようなUIになっています。
この変更により、ECSを初めて使う方でもアプリケーションを実行する際に迷う要素が1つ減ったかなと感じました。また、Amazon ECSとして扱うコンセプトがより抽象化されつつあるのかな、などと勝手に思い始めております。
サイドバーからEKSの表示が消えている(?)
加えて、新UIでは画面左側のサイドバーからAmazon EKSの表示が消えています。
- 現行UI
- 新UI
これは、AWSが提供するコンテナオーケストレーションとしてECSとEKSを明確に分離しようする意思の表われか……!? などと勝手に盛り上がっています。
(※たぶん、単にまだ表示していないだけだと思います。)
フィードバックを送ろう!
上述の通り、新UIには機能として足りていない部分がまだまだありそうです。
実際に使いながら、ユーザーとしてフィードバックをガンガン送ることで、さらに使いやすくしていきたいですね。まだまだ開発中の段階だと思うので、今のうちにフィードバックを送りまくっていれば自分の好きな方向にアップデートしてくれるかもしれませんよ(本当か?)
以上、コンサル部のtobachi(@toda_kk)でした。